
企業が社会に果たすべき責任の中でも、昨今、地球環境への配慮が関心を集めています。とりわけ、自然が豊かな長野県に生まれ育まれた私たちにとって、かけがえのない自然環境を確実に次の世代につなげていくことは大きな使命です。カシヨは、エコアクション21を認証取得し、印刷には欠かせない紙を森林認証紙制度に切り替えるなどの取り組みをしています。
コンピュータデータから直接刷版を出力するCTPの導入に全国の業界に先駆けて取り組んできた結果、CTP化率は81.1%に向上しました。また、大豆油インキ・エコインキの使用により、石油系インキの使用を抑制しています。さらに、品質管理による不合格品の未然防止、紙の再生の促進により、紙類の焼却割合を過去5年間で半分以下に低減しました。
営業部門では、お客さまに対し、分別処理が容易な製本、フィルムを使わない表面加工、納品の際の「通い箱」利用などを提案し、地球環境への負荷を低減する取り組みを広げています。

カシヨは、貴重な森林資源を保護するために、「適切に管理された森林」から切り出された木材を使って作られた紙であることを証明する、「FSC™認証制度」(森林認証紙制度)の取得に取り組んでいます。この制度は、当社で使用する紙が「いつ、どこの、どの森林から切り出された木材であるか」の履歴を明確にし、適切に管理された森林から作られていることを証明できるものです。
当社は、2001年9月にISO14001の認証を取得して以来、ISO14001の要求事項に基づく環境マネジメントシステムを維持してきましたが、2009年9月に認証を返上、当社EMSそのものは維持しながら、「環境負荷5%削減」の目標の下に「エコアクション21」認証取得に向けて活動をスタートさせました。2010年2月に「環境活動レポート」を事務局に提出、書類審査と現地審査を経て、2010年10月7日付で認証を取得しました。
2011年2月には、新たに環境負荷削減中長期目標(達成評価時期:2013年6月20日 指標:2008年度数値)を設定。〈CO220%・水30%・廃油・廃プラ20%削減 紙焼却割合5%以下 化学物質削減(第2種有機溶剤0・代替フロン0・ノンVOCインキ20%使用)〉を目指し、高品質・高効率で環境負荷の少ないプロセスの確立に取り組んでいます。