より高品質な製品をお届けするためにカシヨは革新を続けます。
 カシヨ(株)、(株)カシヨ、東洋印刷、ケイビーフォームは全社、全営業所、全工程で、2000年6月19日、企画設計までを含めた品質保証システム「ISO9001」の認証を取得いたしました。これは、総合印刷業としては県内初の取得となります。
 1999年6月から社内にISO推進室を設置し、全社一丸となって品質保証の体制を徹底的に見直しながら準備を進めてきた成果が評価されました。
 多品種・小ロット生産の印刷業界の場合、デザインやコピーなどクリエイティブな要素が複雑にからみ合う企画部門の業務をISOの規格要求に適合したシステムで実行するのは困難なため、設計工程をはずした9002番を取得するのが一般的です。カシヨは「お客様に満足していただける品質」を保証するためには、製造工程だけではなくクリエイティブの工程も重要であるという視点から、あえて企画部門も含めた品質システムの構築に挑み、今回の認証取得を実現しました。

より正確な製品を提供するために最新鋭の自動検版システムを導入。
 ISOの認証取得と同時に、従来のDTPにはつきものだったデータトラブルを解消する最新鋭のシステムを導入・稼動しました。データ入稿から最終印刷版出力までを完全に保証する、ワンリップ・マルチデバイス(One Rip Multi Device)による自動検版システムです。
 デジタル情報技術の急速な進展をとらえて、当社では早くから「印刷のデジタル化」を進め、お客さまのご要望に合わせてタイムリーに製品を提供する体制づくりを図ってきました。全国の印刷業界に先駆けたCTP/DDCPシステムの導入と実用化、ドキュテック及びドキュカラーシステムを活用したイージープリントサービスの提供など、多様化するお客さまニーズにきめ細かくお応えする「オンデマンド印刷」を追求してきました。今回の新システムは、このようなデジタル化された印刷工程に、より高品質・高品位な印刷物を、確実にお届けする品質保証を実現する仕組みといえるものです。
 
データの検証を自動化。
 図でご覧のように、DTPデータは、すべて、一つのワークステーションに集められ、処理されます。
 この時、ワークステーションでは、校正紙出力用の高解像度データをデータ検版用に保存します。
 校正紙は、当社独自のDDCPシステムによって、実際の印刷と同様の状態に再現され、お客さまのお手元に届けられます。
 お客さまにご確認いただいた校正紙は、最終の修正指示とともに制作部門に届けられ、データ修正が行われます。指示された修正が完全に完了しているかチェックが施された修正データは再びワークステーションに送られ、ここで再度処理が施され、印刷用データとなります。
 この印刷用データと校正用データが、データ検版装置上で自動的に照合され、指示どおりの修正が施されているかを再度確認すると同時に、不要なデータトラブル等が発生していないかが、迅速かつ厳密に検証され、印刷品質を保証するのです。
 そして確認後CTPシステムへと送られ、刷版が出力され、印刷されることになります。
 これまでとかくあいまいにされがちだった中間工程における品質保証を可能にするこのシステムにより、デジタル化のメリットをさらにお客さまに提供できる体制になりました。
 さらにカシヨは、最終工程である印刷・製本工程までも含めた、デジタルデータによる一元化を、近い将来の目標として、技術とノウハウの確立を進めてまいります。
 カシヨは、お客さまに真の品質をお届けします。



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