カシヨ情報グループは、市民生活に根ざした文化活動
「長野市民教養講座」を後援しています。

長野市民教養講座Information
「知り、考え、話す」よろこびを自ら積極的に創造して、日々に新たな人生を構築してゆきたい…
 長野市民教養講座は、長野市民教養講座運営委員会主催・カシヨ情報グループ後援により、地域住民の願いを汲んだ生涯学習の自由な広場をめざして、1980(昭和55)年に発足しました。
 私たちは、現代の社会状況のなかで問われている真の教養(パイデイアー)とは、文化による地域づくりであり、それは、地域の精神土壌に根ざした個人の精神の豊かさであると考えています。
 以来、28年間43次にわたり、さまざまなテーマの講座を、この講座の趣意に共感された優れた講師陣約219人のご協力を得、有志市民延べ36,470人の方々との連帯に立って、地道に継続してきました。
 1986(昭和61)年4月からは、受講者有志の熱い希望により、ひとりの作家の主要作品あるいは、ひとつのテーマを系統的に一人の講師と協同学習する「別講座」も発足しました。
 長野市民教養講座は、この試みに参画する人々とともに、私たち自らの知の地平を拡げ、ともに活性化して、「いかに考え、いかに生きるか」の根源的問いを深めてゆきたいと祈願します。

第43次 「世界史」がひもとく現代
(2008年4月〜2009年3月)

 2008年をむかえ、グローバル化はさらに深まり、ささいな問題にも世界中の出来事がしみこんでいることが感知されています。ある意味では世界史が肌で実感できる時代になったとも言えます。しかし、差し迫った現状に左右されてばかりでは、混迷は深まるだけであり、来るべき次世代の行方を見定めることはできません。このような時代であるからこそ、世界史あるいは文明史の観点から現代の問題の手掛かりを得る姿勢が必要ではないでしょうか。このような立場で教育・研究にたずさわっている東京大学大学院総合文化研究科・教養学部の歴史学研究室のスタッフを中心としながら、“「世界史」がひもとく現代”の諸問題をめぐって、それぞれの専門領域を論じつつ考える機会にし、幅広い視野で親しみやすく分かりやすい講座を進めてまいります。皆様のご参加をお待ちしております。


日程・講義題・講師
第1回 4月18日(金)
「ヨーロッパ現代史のなかでコソボ独立を考える」
柴  宣弘(東京大学大学院教授)
第2回 5月23日(金)
「中東と日本 ― 幕末から21世紀へ ― 」
山内 昌之(東京大学大学院教授)
第3回 6月13日(金)
「多民族国家清朝の遺産」
岸本 美緒(お茶の水女子大学教授)
第4回 7月11日(金)
「革命の功罪と現代中国」
並木 頼寿(東京大学大学院教授)
第5回 7月25日(金)
「貨幣からみる日中交流史」
桜井 英治(東京大学大学院准教授)
第6回 9月12日(金)
「近現代インドにおける家族像」
井坂 理穂(東京大学大学院准教授)
第7回 10月17日(金)
「フランス革命と女性」
長谷川まゆ帆(東京大学大学院准教授)
第8回 11月28日(金)
「曲がり角のアメリカ ― 大統領選後の世界 ―」
古矢  旬(東京大学大学院教授)
第9回 1月9日(金)
「ベトナムの現在」
古田 元夫(東京大学大学院教授)
第10回 2月6日(金)
「世界史のなかの近代日本」未定(日本史)
第11回 3月6日(金)
「世界史の同時代性 ― ローマ帝国と漢帝国 ―」
本村 凌二(東京大学大学院教授)

【会 場】
 ホテルメトロポリタン長野(長野駅前)
【時 間】
 受付:午後5時半〜/講義:午後6時〜
【受講料】
 200円(当日、会場受付にてご納入ください。)
【主 催】
 長野市民教養講座運営委員会
【後 援】
 カシヨ情報グループ  
カシヨ株式会社、株式会社柏与ビジネスセンター、カシヨ商事株式会社、長野ビジネスアカデミー、
 石田通信機株式会社、イシダ事務機株式会社、長野デコラ株式会社、株式会社長野レジャープランニング、
 東洋印刷株式会社、株式会社カシヨキャリア開発センター、株式会社カシヨ、ケイビイフォーム株式会社


お問い合わせ 長野市民教養講座事務局 TEL 026-251-0510(カシヨ株式会社内)

いままでの講座

第42次 「グローバル化の時代のイスラム世界と日本」 (2007.5〜2008.1)
《趣旨》
 28年目、第42次を迎える長野市民教養講座は、昨年好評をいただいた「イスラム世界の統一性と多様性」の第2編として、今年の統一テーマを「グローバル化の時代のイスラム世界と日本」と題して、5月から翌年1月まで8回にわたり、大学の専門分野の先生方をお迎えし、ご講演いただきます。イスラムの歴史、文化、食生活など幅広い視野で親しみやすくわかりやすく、講座を進めてまいります。皆様のご参加をお待ちしております。
◆講義題・講師
第1回  総論「グローバル化の時代のイスラム:中東と東アジア」
■加藤 博(一橋大学教授)
第2回 「EUの拡大とイスラーム教徒」
■羽田 正(東京大学教授)
第3回 「ある汎イスラーム主義者の軌跡:ロシア・イスラーム世界・日本
■小松久男(東京大学教授)
第4回 「日本のイスラム教徒」
■桜井啓子(早稲田大学教授)
第5回 「人間の安全保障とイスラム世界」
■黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
第6回 「メディアのなかのイスラム社会」
■酒井啓子(東京外国語大学教授))
第7回 「女たちのホンネ・トークから・・・イスラーム世界の恋愛と結婚裏話」
■山岸智子(明治大学准教授)
第8回 「イスラム社会における公正と福祉」
■三浦 徹(お茶の水大学大学院教授)
第41次 「イスラム世界の統一性と多様性―中東を中心に」(2006.4〜2007.2)
《趣旨》
 27年目、第41次を迎える長野市民教養講座は、今年の統一テーマを「イスラム世界の統一性と多様性―中東を中心に」と題して、4月から翌年2月まで11回にわたり、専門分野の先生方をお迎えし、ご講演いただきます。イスラムの歴史、文化、食生活など幅広い視野で親しみやすくわかりやすく、講座を進めてまいります。みなさまのご参加をお待ちしております。
◆講義題・講師
第1回  (ガイダンス)イスラム世界と日本
■三浦 徹(お茶の水女子大学教授)
第2回 中東の町に暮らす―市場の喧騒と祈りの声
■林 佳世子(東京外国語大学教授)
第3回 変わりゆく中東の農村と農業〜石油の富の影で
■長沢栄治(東京大学教授)
第4回 砂漠に暮らす―遊牧の民と聖者の墓
■赤堀雅幸(上智大学助教授)
第5回 ユダヤ教・キリスト教・イスラーム
■飯塚正人(東京外国語大学助教授)
第6回 イスラーム政治と国際社会
■小杉 泰(京都大学教授)
第7回 イスラムにおける経済:信仰と金儲け
■加藤 博(一橋大学教授)
第8回 イラクの復興はどうなるか
■酒井啓子(東京外国語大学大学院教授)
第9回 パレスチナ問題と日本の役割
■臼杵 陽(日本女子大学教授)
第10回 帝国主義と中東
■栗田禎子(千葉大学教授)
第11回 中央アジアのイスラム:歴史と現在
■小松久男(東京大学教授)
第39次 文明史の初演〜優雅なる地中海世界〜(2004.4〜2004.12)
《趣旨》
 今年は、アテネオリンピックが開催されることから統一テーマを「文明史の初演〜優雅なる地中海世界〜」と題して、4月から12月まで9回にわたり、大学の専門分野の先生方をお迎えし、ギリシャ、古代ローマの歴史、文化、食生活など幅広い視野での講演をしていただきます。皆様のご参加をお待ち申し上げております。
◆講義題・講師
第1回  古代地中海世界という舞台
■本村凌ニ(東京大学教授)
第2回 フェニキア人と地中海世界:オリンピア競技の源流をたどって
■佐藤育子(日本女子大学講師)
第3回 スパルタ教育の源流を探る
■長谷川岳男(鎌倉女子大学助教授)
第4回 ギリシャ人の餐宴:酒神ディオニュソスとその祭礼
■田村 孝(千葉大学教授)
第5回 古代オリンピック:祭典と競技
■師尾晶子(千葉商科大学助教授)
第6回 古代ローマの女性と権力
■島田 誠(学習院大学教授)
第7回 ローマ社会の表と裏:祭典と経済活動
■井上秀太郎(東海大学講師)
第8回 ローマ世界の都市生活:北アフリカと小アジア
■浦野 聡(立教大学助教授)
第9回 至福なる平和のなかの公認殺人:剣闘士競技をめぐって
■本村凌ニ(東京大学教授)

第38次 小諸時代の島崎藤村(2002.4〜2002.8)
《趣旨》
2002年は島崎藤村の60回忌。そして若き日の藤村が小諸義塾の教師として小諸に来住してから一世紀。------小諸時代の藤村は『千曲川のスケッチ』を書き、『椰子の葉蔭』などの千曲河畔の物語群を書き、長編『破戒』を描いた。
 本来は奇しくも『破戒』のモデル大江磯吉没後100年、全国水平社創立80周年、『椰子の葉蔭』のモデル藤井宣正100回忌に当たる。本講座ではこれに因んで、小諸時代の藤村文学を、現在の目で追尋・考究するもの。
◆講義題・講師
第1回  『破戒』の成立とその評価
■日本文芸家協会会員・島崎藤村学会会員 東 栄蔵
第2回 『千曲川スケッチ』を読む
■東 栄蔵
第3回 文学と人権−『破戒』をめぐって(対談)
■国際基督教大学教授 小玉クリスティヌ×東 栄蔵
第4回 『椰子の葉蔭』とモデル藤井宣正
■東 栄蔵
第5回 「藤村忌」参加・小諸藤村文学遺跡学習
■東 栄蔵

第37次 地球環境報告(2001.9〜2002.3)
《趣旨》
いま、地球生態系の崩壊は加速している。
第37次講座では、その危機的状況を、世界各地の現場を調査研究された国際環境科学の権威・石弘之東京大学大学院教授に連続講義していただく。
◆講 師 石 弘之先生
◆講義題
第1回  地球はどこへゆく
第2回 進む地球温暖化とその影響
第3回 ごみ問題の現状と対策
第4回 地球から自然が消えていく
第5回 悪化する水資源と土壌
第6回 化学汚染と環境ホルモン
第7回 私たちに残された選択−−−−世界のダム廃止運動などをめぐって

第36次 人権・環境を問う(2001年4月〜2001年8月)
《趣旨》
21世紀は「人権」の世紀・「環境」の世紀。
そして人権問題と環境問題は深く交わりあった重い痛切な課題である。第36次講座では、この地域の課題を、長野県内の関係者に自由に講じていただく。
◆講義題・講師
第1回  「信州の自然環境─植生を中心に」
■長野県自然保護研究所長 宮脇 昭
第2回 「風土と人権─地域診療の現場から」
■南相木国保直営診療所長 色平哲郎
第3回 「ストレス社会を生きる」
■信濃毎日新聞 編集委員 飯島裕一
第4回 「循環型社会をめざして」
■長野県環境保全協会会長 茅野 實
第5回 「人権感覚を深める─高橋くら子のメッセージ」
■長野県解放教育研究会会長 東 栄蔵

第35次 20世紀から21世紀へ ─ 地域文化の視座から(2000.4〜2001.3)
◆講義題・講師
第1回  「21世紀をどう迎えるか魂の探究によせて」
■理論社顧問 小宮山量平
第2回 「ふりかえる20世紀そして21世紀への可能性」
■明治大学教授 後藤総一郎
第3回 「いま、日本人は何を考え何をしたらいいか」
■作家 猪瀬直樹
第4回 「田中冬二と信州」
■講話 東 栄蔵・田中昭一郎/朗読 美咲 蘭・飯島千鶴/独唱 小島美保子・幸地恵子
第5回 「1900年・小諸における藤村」
■作家 井出孫六
第6回 「21世紀へ生かす地域文化論──信濃学の提唱」
■信州大学教授 上條宏之
第7回 対談:「『女と男』から見えてくるもの 文化の現状と未来」
■作家 林 郁/作家 山口 泉
第8回 第7回メモリアルコンサート
第9回 「地域と世界のあいだで」
■ノンフィクション作家 吉岡 忍
第10回 「インディアンハープとともに」
■演奏と語り インディアンハープ奏者 倉沢信子
第11回 シンポジウム:「信州の文化を問う」
■パネリスト 八十二文化財団顧問 篠原淑生/長野県弁護士会所属 弁護士 中村田鶴子/信州の教育と自治研究所理事長 山岸堅盤/コーディネーター 長野市民教養講座運営委員会 東 栄蔵
第12回 20周年記念受講者交流集会

第34次 20世紀の日本文学(1999.4〜1999.12)
◆講義題・講師
第1回  近代文学の成立とその特質
■学習院大学教授 十川信介
第2回 現代短歌の諸相──創作体験に立って
■歌人 道浦母都子
第3回 現代文学を問う──世紀末のなかで
■東京大学教養学部教授 小森陽一
第4回 フェミニズムの文学
■大東文化大学教授 渡邊澄子
第5回 戦後文学の出発とその意義
■日本大学文理学部教授 紅野謙介
第6回 現代詩の諸相──女性詩の視座から
■詩人 高良留美子
第7回 野上彌生子を読む
■元・藤女子大学教授 藪 禎子
第8回 大正文学から昭和文学へ
■早稲田大学教授 杉野要吉
第9回 文学と人権・環境──「長野県文学全集」を題材として
■日本社会文学会理事 東 栄蔵

第33次 フランスの文化とは ─日本における“フランス年”にちなんで─(1998.4〜1999.1)
◆講義題・講師
第1回  フランス文化史を歩く
■日本仏学史学会理事・フリーディレクター 滝沢忠義
第2回 フランスのことばと文化
■前・日本大学文理学部教授 滑川明彦
第3回 フランス文学のしたたかさ
■明治大学文学部教授・詩人 安藤元雄
第4回 パリ──街路の詩学
■東京大学大学院総合文化研究科助教授 今橋映子
第5回 ランスを愛した音楽家たち(コンサート形式)
■元・東邦音楽大学教授 飯野淳也
ピアニスト   山本晴美
ヴァイオリニスト   飯島千鶴
第6回 フランスの学校教育
■中央大学教授・東京大学名誉教授 堀尾輝久
第7回 フランスの美術──印象派絵画の魅力と意味
■共立女子大学教授・美術評論家 木島俊介
第8回 フランス人の生活と考え方
■信濃毎日新聞特約記者 シルビー・ジャコ
第9回 フランスにおける藤村文学の足跡
■日本社会文学会理事(近代文学) 東 栄蔵
第10回 フランス映画の鑑賞
■長野日仏協会会長 小林由美子

第32次 ローマ帝国とその世界-帝国の興亡と人々の生活(1997.4〜1998.3)
《趣旨》
作家・塩野七生のローマ帝国千年の歴史を描く『ローマ人の物語』(15巻のうち既刊5巻)は、いづれもベストセラーになっています。このことは、日本の現代の混迷のなかで、人びとがローマ帝国の興亡とローマ人の生活の様相に深く触発されるゆえであると思います。―本年度講座は、市民のご要望に応えて「ローマ帝国とその世界―帝国の興亡と人々の生活」を、いま日本のローマ史研究の第一線で活躍している6人の気鋭の学者に、多様な視座から講じていただきます。
◆日程・講義題・講師
第5回 解放奴隷と帝政期の社会
■島田 誠
第6回 古代ローマの女たち
■東京大学文学部助手 樋脇博敏
第7回 パレスチナのユダヤ人とローマ
■一橋大学言語社会研究科教授 土岐健治
第8回 帝国時代のローマ帝国の支配構造
■立教大学文学部助教授 浦野 聡
第9回 ディアスパラのユダヤ人とローマ
■土岐健治
第10回 ローマ帝国没落論を問い直す
■浦野 聡
第11回 ローマ帝国からビザンツ帝国へ
■一橋大学経済学部助教授 大月康弘
第12回 ビザンツ=中世ローマ帝国の社会構造
■大月康弘

第31次 続・世紀末のなかで(1996.10〜1997.3)
◆日程・講義題・講師
第1回 タイ国の生活と文化――滞在体験を通して
■writer 北原広子
第2回 メモリアル・コンサート
■〈構成・指揮〉清泉女学院短期大学教授 高橋正道
第3回 人間と文学──中原中也をめぐって
■文芸評論家 樋口 覚
第4回 現代人の心の病──カウンセリングとは何か
■名古屋女子大学教授 宮脇 修
第5回 「松代大本営」の問いかけるもの
■児童文学作家 和田 登
第6回 藤村の『夜明け前』その魅力
■日本社会文学会理事 東 栄蔵

長野市民教養講座・特別講座(平成11年度)
「近代文学に描かれた教育」

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